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 モンソー駅入口  Entrée de la station Monceau 

パリ・メトロのモンソー駅入口(1902年)。メトロの入口(5種類)の中で4番目に位置するのがモンソー駅入口。アール・ヌーヴォーらしさを感じさせるガラスの庇がなくなり、曲がった鋳鉄で作られた門と、その両側に立っている奇妙な形の赤い照明灯が個性を主張している。この種のタイプのメトロ入口は、ここ以外に48ヶ所が残り、現役で使われている。5番目のタイプは、鋳鉄の門や照明塔すらなくなり、鋳鉄柵だけがあるタイプなので、ここでは紹介しない。1枚目の写真は全景、後ろに見えるのは、モンソー公園のロトンダ(La rotonde)。ついでなので、2枚目にロトンダの写真を載せる。モンソー駅は、モンソー公園のために作られた駅。そのモンソー公園の入口にあるのがロトンダ。モンソー公園の由来は、シャルトル公爵ルイ=フィリップ・ドルレアン(Louis-Philippe d’Orléans, duc de Chartres)が、1773年から20haの土地(あの広大なアンドレ=シトロエン公園で14ha)に庭園を作り始めたこと。その途中で、庭園作りの監督者の事務所兼、屋上から公爵が庭園を眺めるための目的で1787年に作られたのがロトンダ。3枚目の写真は、「METROPOLITAIN」の文字の両側に立っている赤い照明灯。ここだけ、アール・ヌーヴォー。