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ベルシー公園
Parc de Bercy
ベルシー公園
は、20世紀初頭には世界最大のワイン市場のあったベルシー地区の一部に作られた公園。18 世紀以降、セーヌ川沿いのベルシー地区に数多くのワイン倉庫が建てられるようになり、総面積は19世紀末には42haに達していた。当時の写真を1枚目に掲載する。1960年代以降使われなくなっていた場所に大規模な不動産事業が展開され、1980年代初頭には外観が劇的に変化した。今も、公園の北西端を建つベルシー・アレナ(Bercy Arena)は、1984 年に多目的総合体育館(Palais Omnisport)という名で建設され、その他の政府のビルやオフィスビルが古い倉庫の跡地に建てられた。1994年になり、残っていた跡地を公園化する工事が始まり、1997年に14haの公園としてオープンした。公園は異なるテーマの3つの庭園から出来ているが、私が行ったのは、一番現代的な北西側の1/3だけ(古いタイプの庭園には興味がない)。2枚目の写真は、公園側から見たベルシー・アレナ。この撮影位置で180度回転すると、3枚目の写真の「Canyoneaustrate」という名の “コンクリートの山を流れ下る水を楽しむ噴水” が1988年に視覚芸術家ジェラール・サンジェ(Gérard Singer)によって作られた。「Canyoneaustrate」というのは、「canyon(渓谷)」、「eau(水)」、「stratum(層状岩体)」という3つの単語を短縮したもの。3枚目の写真に水がないのは壊れているから。水があった当時の写真を4枚目に添える。3枚目の写真を撮ってから随分経つのに、市は何もしなかったようで、今では落書きとゴミの溜り場と化している。周辺の広大な池を含めて、「なぜ機能しなくなったか?」「なぜ修理しないのか?」について、批判の投稿はあっても、公的な原因説明はどこを捜しても見つからなかった。5枚目の写真は、私が一番気に入った、セーヌ川の堤防に上るための大階段。階段の中央には水が流れ落ちている。そして、その階段の前に広がる現代的な格子状の空間(6枚目の写真)。階段の横には、変わった人形も並んでいる(7枚目の写真)。