レディゲール橋は、クレー(Claix)の町の境界になっているドラック(Drac)川を跨ぐスパン45.65mの石アーチ橋。旧ドーフィネ州のレディゲール(François de Bonne de Lesdiguières)中将の指示により1611年に作られた。橋の名前も、中将の名前から来ている。19世紀後半、古くなった橋がドラッグ川の水面から約16m上に聳えていて通行に不便が生じたため、1873年に水平で低い橋が、レディゲール橋にぴったりくっつくように作られた。1枚目の写真を見ると、少しは距離があるように見えるが、実際にはほとんど隙間はない。それでも、新橋の設計者は扁平なアーチ部分にレディゲール橋と同じ白くて小さな石を張り付け、高欄の下には白い石を水平に並べ、下流側から見た時に一種の統一感を与えるだけの配慮はしたようだ。レディゲール橋は、1898年に歴史的建造物に指定されているが、写真から分かるように、維持管理が十分にされているとはとても思えない。2枚目の写真は、橋への登り口。3枚目の写真からは、橋の上の路面のひどさ、小石が乱雑に敷き詰められていて足がつまずきそうで危険な状態がよく分かる。