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 ランのノートル=ダム大聖堂  Cathédrale Notre-Dame, Laon 

ランのノートル=ダム大聖堂は、フランスで3番目の古さを誇るゴシック様式の黎明期の大聖堂。工事は、ノワイヨン(Noyon)の5年後の1155年に開始され、ノワイヨンと同じ1235 年に完成した。ラン大聖堂のファサード鐘楼(高さ52m)は、左右とも同じ形で、その後の改修を受けていない。従って、外見上は、“フランス最古のゴシック様式の大聖堂” に最も相応しい姿を留めている。この大聖堂が、ノワイヨンに比べて、さらに優れているのは、翼廊の左右にも2つの塔(高さ60m)があり、翼廊の交差部の上には採光塔(高さ42m)まであるという完璧さ。ほとんどのステンドグラスが破壊されてなくなっているのは同じだが、19世紀に再建されたものや、ごく一部には13世紀のものも残っている。こうして比較すると、創建開始が5年遅れただけで、フランス黎明期の初期ゴシック大聖堂の代表は、ノワイヨンではなくラン大聖堂だと確信を持って言える。1枚目の写真は、遠くから撮ったもので、ファサードの双塔の後ろに翼廊の2つの塔が写っているので、左側の塔は2つが重なって幅広く見える。2枚目の写真は、近づいてファサードを撮ったもの。3枚目の写真は身廊から内陣を撮ったもの。最後の4枚目は、内陣の中央のバラ窓の下にある3つのステンドグラス。中央の1つだけが13世紀のもの。両側の2つ(小さな円が2列になって並んでいる)とバラ窓は19世紀のもの。