なぜかというと、昔、講義用にパワーポイントを作った時にネットで見つけた写真(今はどこを捜しても出て来ない)には、1930年に植樹されたばかりのポプラ並木が写っていた(右の3枚の写真の一番上)。それまでは芝生だったのだろうか? 右の真ん中の写真は、上下の写真と対比しやすいように、下の1枚目の写真を一部カットしたもの。そして、右の3枚目の写真は、私が訪れたすぐ後に、嵐で無残に倒れたポプラの写真(1999年)。ポプラってこんなに早く育ち、こんなに弱いものなのか? さて、下の2枚目の写真は、カナルに沿って2列に植えたポプラ並木の真ん中に立って撮ったもの。右端にカナルが見える。3枚目の写真は、カナルの中心から180mほど東に設けられた八角形(L'Octogone)という名称の池(180m×120m)の中央に設けられた高さ25mの大噴水。そして、4枚目の写真は、この池に向かって水を落とす、落差23m、長さ約200mの純粋にイタリア式のカスケード(Les Cascades)。そして、その先に見えるのが先ほどの噴水。ルイ14世の時代に平地で噴水を作ることは至難の技だった。ヴェルサイユの場合は、カナルの前のアポロの噴水(Le char d’Apollon)から水を出すために、木造の揚水機でセーヌ川の水を丘の上まで152m汲み上げ、そこから全長7.8kmの水路橋や地下サイフォンを駆使して水を供給した。ソーの場合、ル・ノートルは長さ1kmの運河を作ったという記述はあったが、どこまで信用していいのか分からない(詳しい資料は得られない)。