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ベルビ宮殿の庭園 Palais de la Berbie, Albi
【世界遺産】アルビのベルビ宮殿は、13世紀後半から歴代のアルビの司教によって作られた城塞を意識した司教館。Berbieは、フランスの南部1/3で使われていたオック語の司教(bisbia)から転じたもの。だから、司教の宮殿という意味。なぜ、「宮殿」と言うかといえば、17世紀にイエサント・セロニ(Hyacinthe Serroni)が初代大司教となり、その “格” から宮殿となった。セロニは、在任中の1678~87年の間に、宮殿の最下層に中庭を作った。それが、古来フランスで作られていた刺繍花壇の伝統を反映させた「ベルビ宮殿の庭園」。宮殿は、今はトゥールーズ=ロートレック美術館となっているが、この庭園を上部から見ることはできても、庭園に降りたり、庭園の周りを歩いたりすることは許されていない。1枚目の写真は、サント=セシル大聖堂で使った1枚目の写真の再使用。その際は、写真の上部の大聖堂だけ切り取って使用した。今回は、大聖堂を切り取ってベルビ宮殿だけにしようとしたが、宮殿があまりにも大きく、ぎりぎりまで削除しても(左端の青い尖塔も、右端の青黒い尖塔も、中央の背の高い建物も、すべてベルビ宮殿)、下のように、大聖堂の塔以外全部入ってしまった。司教館なので、大聖堂の近くにあって当然なのだが、これほど大きいとは… 刺繍花壇の庭園のある場所は、建物の一番右下。2枚目は庭園の全景。写真の中央右にある尖塔は、1枚目の写真の右下端の尖塔。2枚目の写真の左端の建物の下の大きなアーチは、1枚目の写真のちょうど真ん中にある大きな半円アーチ。こうして見ると、庭園は思ったより大きく、1枚目の写真の尖塔から左に伸びる城壁の左端まであることになる。通路は入れず、刈り込みの部分だけの大きさは、52m×20mの長方形。どうりで、庭の一番下に映っている庭師が小さく見えるハズだ。